劇情介紹
名門「帝都大學」に中途採用された広報の擔當者・真(松坂桃李)。彼の前職はテレビ局のイケメンアナウンサー。その如才なさと知名度、マスコミ出身というキャリアを買われ、學生時代の恩師だった総長(松重豊)からじきじきに呼ばれたのだ。ところが、帝都大學では、続々と不祥事や問題が持ち上がる。有名教授の研究不正疑惑、學內シンポジウムへの「テロ」予告、研究施設からの外來生物の流出…。大學執行部の意向を受け、學內外の批判をかわすため、涙ぐましいまでの努力で言い換えやへ理屈を考え、ツジツマを合わせようとする真。だが、優柔不斷な総長、隠蔽體質の理事たち(國村隼・巖鬆了・古舘寛治・溫水洋一・斉木しげる・坂西良太)、事なかれ主義の上司(渡辺いっけい)、正論を吐くがちょっとウザい教授(高橋和也)、自由すぎる変人教授(池田成志)、クールで鋭いおばさん秘書(安藤玉恵)、マスコミで売れっ子のやり手準教授(巖井勇気)、正義感の強い新聞部の學生たち(坂東龍汰・吉川愛・若林拓也)などクセの強い面々に振り回されるうち、事態はどんどんドツボにはまっていく。そして、不正を告発した非正規の若手研究者・みのり(鈴木杏)との出會いをきっかけに、心の聲が頭をもたげてくる―「なんか、おかしくね?」。やがて、大學內部だけにはとどまらない大きな危機が訪れ…。果たして、典型的なニッポンムラ社會=帝都大學はどこへ行くのか…? 展開全部